- 来院者
- 20代女性(自転車で通勤する会社員)
- 負傷原因
- 交差点を自転車で直進中、左折してきた乗用車と接触し転倒。側道の路面へ腰と膝を強く打ち付けた
- 訴えの主症状
- 首の可動域制限(前後屈・左右の旋回時の激痛)、腰部から骨盤にかけての重痛感、右膝関節周辺の可動時の痛み・突っ張り感
- 伴随症状
- 事故後2日目からの後頭部痛、歩行時の右膝のぐらつき感、長時間のデスクワーク時の腰の重だるさ
- 施術期間
- 約100日間通院38回
初回検査における評価と症状の要因
事故直後に救急指定病院(整形外科)を受診し、レントゲン検査を実施。「骨折や脱臼などの異常なし」と診断され、消炎鎮痛薬と湿布の処方を受けました。しかし、日を追うごとに首や腰の痛みが強まり、仕事や徒歩での移動が困難になったため当院へ来院されました。
当院での理学検査・触診により判明した原因
転倒時の不意打ち衝撃による深層筋(胸脊柱起立筋・腰方筋)の挫傷
車両接触と着地の二重衝撃により、体幹を支える深部筋肉が過伸展・過緊張。
仙腸関節(骨盤)および膝関節の微細アライメント障害
路面打撲時の外力により骨盤の微細な歪みが発生し、歩行時の荷重バランスが低下。
頚椎捻挫(むち打ち)に伴う筋緊張性頭痛
首から後頭部にかけての深層筋(後頭下筋群)が硬直したことで神経が刺激され、頭痛を誘発。
フェーズ別の施術プログラム
自転車事故特有の複合的な打撲・捻挫損傷に配慮し、時期に応じた低刺激で確実なアプローチを計画しました。
初期アプローチ
1〜14日目/ 消炎・鎮痛・高電圧療法- 患部の急激な炎症と激痛を鎮めるため、超音波治療を首・腰・右膝の深部へ適用。
- 無理な関節操作は避け、痛みの出ないソフトな手技(微弱刺激)で周辺筋肉の緊張を緩め、頭痛を緩和。
中期アプローチ
15〜50日目/ 筋膜リリース・関節機能の復元- 炎症の落ち着きを確認後、固まった首筋・腰・膝周りの「筋膜リリース」を行い、関節の可動域を拡大。
- バキバキ鳴らさない無痛の骨盤・関節調整を実施し、歩行時や屈伸時の軸のブレを補正。
後期アプローチ
51〜100日目/ 体幹トレーニング・日常復帰- 自転車の運転姿勢や日常生活の動作に耐えられるよう、インナーマッスルの活用法とストレッチを指導。
- 歩行・屈伸・デスクワーク時の痛みが再発しないことを確認し、施術完了(自賠責保険手続きの完了サポートへ移管)。
経過の推移
通院14日後
じっとしている際の激痛および後頭部痛の発生頻度が大幅に減少。
通院30日後
首の回旋動作や右膝の屈伸がスムーズになり、通常の歩行が可能に。
通院60日後
デスクワークや立ち仕事を行っても腰の痛みが残りづらくなり、日常の不自由が解消。
通院100日後
首・腰・右膝の圧痛および可動域制限が完全に消失したため施術終了。
※ 施術例は一例であり、症状の改善には個人差があります。同様の結果をお約束するものではありません。
※ 掲載している写真は施術のイメージであり、ご紹介した患者様ご本人のものではありません。
同じような症状でお困りなら、まずはご相談ください
自賠責保険の適用で窓口負担は原則0円です。通院中の整形外科との併用、 転院のご相談も承っています。相談だけのご利用でも構いません。
