- 来院者
- 20代男性(通勤でバイクを使用する会社員)
- 負傷原因
- 交差点を直進中、対向車線の右折車(直進右折事故)と接触し転倒。数メートル側道へ滑走し路面へ身体を痛打した
- 訴えの主症状
- 右肩関節から肩甲骨周りの動作痛、腰部から骨盤にかけての鈍痛、首を前後左右に動かした際の突っ張り感
- 伴随症状
- 右上腕・膝周囲の打撲痕(擦過痛緩和後)、歩行時の腰のぐらつき感、天候不良時の強いだるさ
- 施術期間
- 約120日間通院45回
初回検査における評価と症状の要因
事故直後に救急搬送先の病院(整形外科)にて全身のレントゲンおよびCT検査を実施し、「骨折や内臓損傷などの命に関わる異常なし」と診断。湿布と痛みの止め薬を処方されました。しかし、事故後3日目から右肩が上がらなくなり、腰をかがめる動作や寝返りが困難となったため、根本的な機能回復を求めて当院へ来院されました。
当院での理学検査・触診により判明した原因
打撲・衝撃による深層筋(回旋筋腱板・腰方筋)の微小損傷
路面への衝突エネルギーにより筋肉組織が挫傷し、強い防御反射(スパズム)が発生。
骨盤および仙骨の微細な歪み(アライメント異常)
転倒時の側面からの衝撃で骨盤の関節(仙腸関節)にズレが生じ、荷重時の不安定感を誘発。
頚椎・胸椎の複合捻挫
転倒時の不意な振れ(むち打ち)により、背骨沿いの関節包や腱組織が過伸展。
フェーズ別の施術プログラム
バイク事故特有の広範囲な組織損傷に配慮し、時期に応じた低刺激で適切なアプローチを計画しました。
初期アプローチ
1〜14日目/ 消炎・鎮痛・高電圧施術- 患部の熱感と急性期の炎症を即座に鎮めるため、安静指示。
- 強い指圧や無理な矯正は避け、患部周辺の循環を整える超微細なソフト手技を実施。
中期アプローチ
15〜60日目/ 筋膜リリース・骨盤関節調整- 炎症の落ち着きを確認後、硬直した右肩周辺や腰背部の「筋膜リリース」を行い、関節の可動域を拡大。
- 仙腸関節の動きを整える安全な骨盤矯正を導入し、歩行時や立ち上がり時の軸のブレを補正。
後期アプローチ
61〜120日目/ 関節可動域の最大化・運動機能復元- バイクの運転姿勢(ハンドル保持・倒し込み)や仕事での体幹操作に耐えられるよう、インナーマッスルの促通トレーニングを指導。
- 日常生活やバイク乗車時での痛みが再発しないことを確認し、施術完了(自賠責保険手続きの完了サポートへ移管)。
経過の推移
通院14日後
安静時の激痛および夜間の寝返り時の痛みが著しく軽減。
通院30日後
右肩が水平位置まで上がるようになり、腰のぐらつき感が減少。
通院60日後
日常生活の動作(着替え・階段の昇降)が無症状で行える状態へ回復。
通院120日後
肩・首の可動域制限および腰部の圧痛が完全に消失。バイクの安全な運転復帰を確認し施術終了。
※ 施術例は一例であり、症状の改善には個人差があります。同様の結果をお約束するものではありません。
※ 掲載している写真は施術のイメージであり、ご紹介した患者様ご本人のものではありません。
同じような症状でお困りなら、まずはご相談ください
自賠責保険の適用で窓口負担は原則0円です。通院中の整形外科との併用、 転院のご相談も承っています。相談だけのご利用でも構いません。
