アクシデントに見舞われた直後は何ともなかったにもかかわらず、数日あるいは数週間という時間が経過してから首まわりに原因不明の違和感や不快な重だるさ、鋭い痛みが襲ってきた経験はありませんか。

むち打ち症(外傷性頸部症候群)とは
こうした事後における首や肩周辺のトラブルは、一般的に「むち打ち症」と称される状態であり、事故発生時の激しい物理的衝撃によって頸部周辺の軟部組織(筋肉や靭帯など)に捻挫が生じることで発症します。医療機関や整形外科を受診すると、正式な病名として「外傷性頸部症候群」と診断されるのが典型的です。レントゲン撮影やCT検査などの画像判定を受けると「骨には全く異常がありません」と告げられることが多いものの、当事者本人は強い不快感や重い鈍痛に悩まされ続けるという大きなギャップが生まれるのが、この症状の際立った特徴です。
レントゲンで「異常なし」でも痛むのはなぜ?
レントゲン写真のうえでは骨折や不整が見当たらないにもかかわらず、なぜこれほどまでに強烈な不調や痛みが現れるのでしょうか。その理由は、衝突のエネルギーが身体に及ぼす影響の複雑さにあります。交通事故という突発的なトラブルにおいては、損傷を受けるのは骨という単一の部位だけではありません。骨の周囲を囲む筋肉、関節を固定する靭帯、さらには全身に張り巡らされた神経網といった多層的な組織に対し、広範囲かつ同時に深刻なダメージが加わってしまうからです。
とりわけ後方からの追突トラブルにおいては、乗員の頭部と首(頸椎)がまるでムチがしなるかのような急激かつ大きな軌道で前後左右に揺さぶられます。この一瞬の強烈な遠心力と加速度によって、普段の生活では起こり得ない負荷が頸部に集中し、首を支える細かな筋肉組織、靭帯の微小断裂、ならびに神経の引き伸ばしや圧迫といった「軟部組織の損傷」が広範囲に引き起こされるのです。画像検査は骨の形状を観察することには長けていますが、こうした微細な筋肉や靭帯の損傷、神経の微小な炎症までは写し出すことができません。これが、「異常なし」と判定されながらも痛みが存続する最大のからくりです。
放置すると後遺障害として残ることも
このような事後に発生した頸部損傷(むち打ち症)を、「そのうち自然に引くだろう」「薬を飲んで我慢していれば治る」と軽く考えて放置してしまうのは非常に危険です。初期段階での適切な対処を怠ると、首の不快感にとどまらず、慢性的な身体の倦怠感、ぬぐい去れない疲労感、頑固な肩こり、頭を締め付けられるような頭痛といった多様な全身症状へ発展し、数ヶ月から数年、場合によっては生涯にわたる「後遺障害」として根深く残存してしまう危険性が高まります。
実際に、適切な初期ケアを受けなかったために、天候や季節の変わり目ごとに深刻な不調に苛まれ、長年苦しみ続けている方が数多くいらっしゃいます。後々まで引きずる慢性的な不調を残さないようにするためには、事故が発生した直後の段階から、的確で専門的な初期アプローチを受けることが何よりも重要です。
交通事故が人間の身体に及ぼすダメージは、単に「首が痛む」「腰が痛む」といった目に見える局所的な運動器の損傷だけに留まりません。衝撃の波動は自律神経系、神経伝達システム、筋力の維持機構、身体のエネルギー代謝、内臓へのアプローチ経路、そして筋肉や骨格全体のバランスにまで波及し、身体のあらゆるシステムにゆがみを生じさせます。
周囲に理解されにくいつらさ
とりわけむち打ち症による不快感は、外見からは負傷していることが全く判別できません。ギプスを巻くわけでもなく、血が出ているわけでもないため、職場や家庭などの周囲の人々から「単なる怠けではないか」「気持ちの問題ではないか」と誤解されやすく、本人しか理解できない深刻なつらさと孤立感を抱え込みやすいという精神的な苦痛も伴います。
当院では、そうした被災された方々の心身の痛みに寄り添う専門スタッフが常駐しております。一人ひとりの切実なお悩みや現在の身体の状態にしっかりと耳を傾け、親切丁寧なカウンセリングと個別の状態に応じた的確な施術を実施し、確実な機能回復に向けたリハビリテーションを徹底的に推進いたします。もし交通トラブルに遭遇し、今後の対応や身体の不調でお困りの際は、どのような些細なことでも遠慮なく当院までご相談ください。
頸部交感神経症候群(バレ・リーウー症状)
また、交通事故における頸部の負傷は、単なる筋肉の痛みを越えて「頸部交感神経症候群(バレ・リーウー症状)」と呼ばれる極めて厄介なコンディションを引き起こすリスクを秘めています。
このバレ・リーウー症状とは、首の周囲に集まる頸部交感神経が事故の衝撃や炎症によって過剰な興奮状態・過緊張状態に陥ることで発生します。交感神経が異常に高ぶると、首から頭部へと血液を供給している椎骨動脈が引きつり(痙攣状態)、脳や頭部領域へ供給される血流量が大幅に低下してしまいます。
その結果として、激しい頭痛、周りがぐるぐる回るようなめまい、胸がむかむかする吐き気、抜けきらない疲労感、全身の強い倦怠感、さらには手足や顔面のピリピリとしたしびれといった、自律神経の乱れに由来する多彩な全身症状が引き起こされるのです。
つまり、この頸部交感神経症候群(バレ・リーウー症状)から真の意味で脱却し、元の健康な身体を取り戻すためには、単に損傷した筋肉や靭帯といった「外傷部位への物理的アプローチ」を行うだけでは不十分です。過緊張に陥った自律神経のバランスを整え、正常な神経伝達と血流循環を取り戻すための「自律神経系への専門的アプローチ」を同時に推進することが不可欠となります。
当院のアプローチ
当院におきましては、打撲や捻挫といった目に見える組織損傷への手技・物理療法はもちろんのこと、乱れてしまった自律神経の働きを根底から整える独自の統合アプローチを行っております。表面的な痛みを一時的に紛らわせるのではなく、身体が本来持っている自己回復力を引き出し、不調の根本原因からの解消を目指して全力でサポートいたします。

事後の不調でお悩みの方、検査で異常が見つからず不安を抱えている方は、一人で悩みを抱え込まずに、ぜひ当院の専門アプローチをお試しください。
むち打ち症(頸椎捻挫)でお悩みなら、まずはご相談ください
自賠責保険の適用で窓口負担は原則0円です。通院中の整形外科との併用、 転院のご相談も承っています。相談だけのご利用でも構いません。
この症状の施術例
実際に当グループへ通院された方の記録です。事故の状況・初診時の所見・ 施術内容・通院回数まで記載しています。
- レンタカー事故

レンタカー事故
30代男性(出張先でレンタカーを利用した会社員)
出張先の交差点で一時停止中に追突された30代男性の症例です。帰宅後に痛みが悪化し、慣れない土地での手続きストレスも症状に影響していました。
- 施術期間
- 約90日間
- 通院回数
- 36回
通われた方が Google に投稿した口コミ
北九州市内14院に寄せられたものです。当グループが依頼・編集したものではありません。
※ Google ビジネスプロフィールに投稿された口コミを、投稿された文面のまま掲載しています。 当グループが依頼・編集したものではありません。
