- 来院者
- 30代男性(デスクワーク)
- 負傷原因
- 信号待ち中に後方車両より追突を受ける
- 訴えの主症状
- 肩甲骨の内側から背中中央にかかる強い痛み、体を反らせる・ひねる際の可動域制限
- 伴随症状
- 首筋のハリ、深呼吸時の胸背部の圧迫感
- 施術期間
- 約3ヶ月通院35回
初回検査における評価と症状の要因
事故当日に提携医療機関にて画像検査(レントゲン)を受けたものの「骨折や脱臼などの構造的異常なし」と判断、時間が経過するにつれ背部の痛みが悪化し、長時間の座り仕事が耐えがたい状態となったため当院へ来院されました。
当院での理学検査・触診により判明した原因
背部深層筋(脊柱起立筋・菱形筋)の損傷と過緊張
衝撃時の防御反応による筋の急激な収縮。
胸椎および肋骨関節の機能障害
追突エネルギーにより背骨の微小な引っ掛かりが生じ、関節運動が制限される。
呼吸運動への影響
肋骨周囲の筋硬直に伴い、胸郭の拡張が妨げられ息苦しさを誘発。
フェーズ別の施術プログラム
時期ごとの病態に合わせた負担の少ない施術を組み立てました。
初期
1〜2週間目/ 消炎と痛みの沈静化- 患部の熱感と急性炎症を抑えるため、直流電流を優先的に使用する。
- 直接的な強い刺激を避け、自律神経の興奮を和らげる優しい手技を適用。
中期
3〜6週間目/ 筋膜アプローチと可動域回復- 炎症の治まりに伴い、肩甲骨周辺や背部の筋膜リリース(筋膜の滑走性改善)を実施。
- 胸椎の柔軟性を取り戻すため、痛みを伴わないストレッチ要素を取り入れた骨格調整を開始。
後期
7〜12週間目/ 姿勢改善と復帰・予防- デスクワーク中の座り方や、セルフケアとして行える肩甲骨可動エクササイズを伝授。
- 日常の動作で痛みが再発しない状態を確認し、施術完了(示談手続きへ移行)。
経過の推移
2週間経過
じっとしている際の痛みが緩和し、呼吸時の胸の苦しさが軽減。
1ヶ月経過
体を回旋させる動きがスムーズになり、仕事中の集中力が回復。
2ヶ月経過
重い荷物を持つ際以外の痛みが消退、デスクワークも通常通り可能に。
3ヶ月経過
運動時の可動域・圧痛ともに正常化し、再発の懸念がないと判断され終了。
※ 施術例は一例であり、症状の改善には個人差があります。同様の結果をお約束するものではありません。
※ 掲載している写真は施術のイメージであり、ご紹介した患者様ご本人のものではありません。
同じような症状でお困りなら、まずはご相談ください
自賠責保険の適用で窓口負担は原則0円です。通院中の整形外科との併用、 転院のご相談も承っています。相談だけのご利用でも構いません。
