- 来院者
- 30代女性(事務職・デスクワーク従事)
- 負傷原因
- 赤信号で停車中に、後方より乗用車に追突された(予期せぬ衝撃)
- 訴えの主症状
- 起立時や首を動かした際に起こるふわふわとした浮動性めまい、頭重感、首から肩にかけての激しいコリ感
- 伴随症状
- 天気による体調変化(気圧差での吐き気)、集中力低下、長時間のパソコン操作時の目のかすみ
- 施術期間
- 約120日間通院42回
初回検査における評価と症状の要因
事故当日に医療機関(整形外科・耳鼻咽喉科)を受診し、頭部CTや耳の平衡機能検査、首のX線撮影を行いましたが「脳や内耳に明確な異常は見られない」と判定され、酔い止め薬や抗不安薬、湿布の処方にとどまりました。しかし事故後5日目を過ぎてからふわふわとしためまいが頻発し、仕事や家事に支障をきたすようになったため、根本的なケアを求めて当院へご相談いただきました。
当院での理学検査・触診により判明した原因
上部頚椎(C1-C2)の微小偏位
追突時のしなる動き(むち打ち)により、首の根元の関節運動が著しく制限。
頚部深層筋(後頭下筋群)の過緊張
脳へ向かう血流や平衡感覚の情報伝達を担う受容器が集まる後頭部周辺の筋肉が強固に収縮。
頸性自律神経不調(バレ・リュウ症候群類似症状)
星状神経節周辺への機械的刺激により交感神経が優位となり、血流調整機能が低下。
フェーズ別の施術プログラム
めまい症状は強い刺激により増悪するリスクがあるため、患者様の体調に合わせた低刺激で極めて安全な施術メニューを立案しました。
初期アプローチ
1〜14日目/ 自律神経の鎮静・超ソフト手技- めまいや吐き気を誘発しないよう、首への直接的な圧迫は避け、神経の興奮を鎮静。
- 頭蓋骨から頸椎にかけてのつながりに優しくアプローチし、頭部への血流をスムーズに整えるソフト整体を実施。
中期アプローチ
15〜60日目/ 上部頚椎の調整・後頭下筋群の緩和- ふらつきの頻度減少を確認後、凝り固まった後頭下筋群の筋膜リリース(指圧ではなく優しい持続圧)を施術。
- バキバキ鳴らさない安全な手法で上部頚椎の微小な引っ掛かりを整え、平衡感覚の正常化を誘導。
後期アプローチ
61〜120日目/ 体幹軸の再教育・復帰サポート- 目線と首の動きを連動させる眼球運動エクササイズや、デスクワーク中の姿勢維持トレーニングを伝授。
- 天候変化によるめまいが起きない状態を確認し、施術完了(示談交渉サポート連携へ移管)。
経過の推移
通院14日後
起立時の激しいふらつきや吐き気が軽減し、日常生活での不安感が減小。
通院30日後
パソコン作業時のめまい頻度が半分以下となり、半日程度のデスクワークが可能に。
通院60日後
天気が悪い日の頭重感や浮動感が出にくくなり、仕事へ本格復帰。
通院120日後
首の可動域制限・後頭部の圧痛・めまい症状が完全に消失したため施術終了。
※ 施術例は一例であり、症状の改善には個人差があります。同様の結果をお約束するものではありません。
※ 掲載している写真は施術のイメージであり、ご紹介した患者様ご本人のものではありません。
同じような症状でお困りなら、まずはご相談ください
自賠責保険の適用で窓口負担は原則0円です。通院中の整形外科との併用、 転院のご相談も承っています。相談だけのご利用でも構いません。
