メディカルネットサービス交通事故専門サイト
店舗一覧

交通事故のレントゲンで「異常なし」なのに痛い理由!整骨院での解決策と正しい通院ステップ

COLUMN

交通事故の後、レントゲンで「異常なし」と言われても首や腰が痛むのは、筋肉・筋膜・靭帯など画像に写らない軟部組織が傷ついているためです。むちうち症の正体、痛みを放置した場合の2つのリスク、整骨院での手技アプローチ、施術を受けるまでの5ステップを解説します。

事故と体のこと最終更新 2026.10.26約9分
交通事故のレントゲンで「異常なし」なのに痛い理由!整骨院での解決策と正しい通院ステップのイメージ

執筆末金 孝太プロフィール

交通事故の直後や数日後、首や腰に重い痛みや違和感を覚えて病院を受診した際、医師からこのような説明を受けた経験はありませんか?

「レントゲン写真を撮影しましたが、骨に異常は見られませんね。湿布と痛み止めを出しておきますので、様子を見てください」

しかし、病院で「問題なし」と診断されたにもかかわらず、日を追うごとに増す首のツッパリ感や頭痛、腰の痛みに「なぜ骨に問題がないのにこんなに痛いのだろう……」「このまま湿布を貼るだけで治るのだろうか」と大きな不安を抱えている患者様は少なくありません。

本コラムでは、柔道整復師として1,000件以上の交通事故トラブルに向き合ってきた経験に基づき、画像検査(レントゲン)で異常が写らない解剖学的な理由、身体の内部で起きている微細な損傷の正体、そして整骨院を活用して根本回復を目指すための完全ステップをわかりやすく解き明かします。

01. なぜ「レントゲン異常なし」なのに痛みや違和感が続くのか?

医療機関の精密検査で「異常が見つからない」にもかかわらず強い苦痛が生じるのには、画像診断装置の仕組みとお身体の構造に明確な理由が存在します。

画像検査で捉えきれない体内の変調

  • レントゲンが写し出せる領域骨格(骨折・脱臼・不全骨折など「硬組織」)
  • レントゲンが透過してしまう領域筋肉・筋膜・靭帯・神経束など「軟部組織」
  • 結論むちうち症の主因である「軟部組織のミクロな傷」は写真に写らない

1. レントゲン写真は「骨(硬組織)」を調べるための検査

レントゲン(X線撮影)は、人体に向けて放射線を照射し、カルシウム密度の高い「骨」の不全を影絵のように可視化する技術です。つまり、骨折や脱臼といった骨格の破壊を検出することには非常に優れています。

一方で、関節や背骨を取り囲んでいる以下の重要組織は放射線を透過してしまうため、鮮明な影として写し出すことができません。

  • 深層筋(インナーマッスル)首や腰の細かい骨同士を繋ぎ止め、姿勢を保持する筋肉
  • 筋膜全身の筋肉を包み込んでいる膜構造
  • 靭帯・関節包関節が可動域を超えて脱落しないよう補強している繊維組織
  • 末梢神経束脳からの指示を体幹や手足へ届ける伝達ルート

2. 「静止した姿勢」で撮影されるという限界

医療施設での画像撮影は、ベッドに横たわったり身体の動きを止めたりした「静止状態」で行われます。

しかし、人間が日常動作の中で覚える苦痛(首を振り向く、体をかがめる、腕を持ち上げる等)は、重力がかかった「動的な状態」で発生します。止まった状態の写真だけでは、関節の連動性の乱れや滑走性の低下を捉えきれないのです。

02. 画像に写らない体内の損傷!「むちうち症」の正体とは?

では、骨に問題が見られないにもかかわらず、お身体の内部では一体何が起きているのでしょうか。

車両同士の衝突や急ブレーキの際、約5kgある頭部(体重の約10%)が前後に激しく揺さぶられることで、首(頚椎)や腰(腰椎)には日常では加わらない急激な牽引力(引き伸ばされる力)が働きます。

これにより、内部で以下のようなミクロな損傷が引き起こされます。

1. 筋繊維・筋膜の微小断裂(筋損傷)

首や腰の深部にある筋肉や筋膜が限界を超えて引き伸ばされ、繊維レベルで目に見えない小さな傷(微小断裂)が生じます。これにより組織の内部で小規模な出血や炎症性のはれ(浮腫)が発生します。

2. 防御反応による筋肉のスパズム(異常強張り)

傷ついた部分を守ろうとして、周囲の筋肉が脳の指令によって持続的に過剰収縮を起こします。これが「スパズム(筋硬直)」と呼ばれる状態です。筋肉がカチカチに硬化することで局所の血流が滞り、発生した発痛物質が留まることで、強い痛みや重苦しさが生じます。

3. 自律神経系への刺激による不定愁訴(バレ・リユー症状)

頚椎の周囲には、交感神経などの自律神経系が密に走っています。首周りの強い緊張や骨配列(アライメント)の微小な乱れが神経路を刺激すると、事故から数日〜数週間遅れて以下のような全身性の不調が表面化してきます。

  • 後頭部から首筋にかけての頑固な頭重感・頭痛
  • めまい、耳鳴り、吐き気
  • 目のかすみ、全身の倦怠感、集中力の低下

これらの症状は、湿布や鎮痛薬の服用だけで自然に元通りになることは難しく、早期に専門的な手技療法によって筋肉の緊張を解きほぐすことが不可欠となります。

03. 「痛みを放置」した場合に待ち受ける2つの大きなリスク

「レントゲンで異常なしと言われたから、そのうち治るだろう」と痛みを我慢して放置してしまうと、後々取り返しのつかない不利益を被ることになります。

リスク①:後遺不調の固定化(慢性化)

事故直後の適切なケアを怠ると、傷ついた筋膜や筋肉が固着したまま修復(瘢痕化)してしまいます。これが原因となり、数ヶ月〜数年経過した後に「天候が崩れると激しい頭痛がする」「首が一定の角度から回らない」「手足にピリピリとした違和感が残る」といった慢性的な不調として固定化してしまう危険性があります。

リスク②:自賠責保険の適用対象外となるおそれ

手続き上のルールとして、交通事故の発生から14日(2週間)以上経過してから初めて受診した場合、事故と症状との因果関係が客観的に認められにくくなります。

後から「実はあの時の事故からずっと痛かったんです」と主張しても、自賠責保険を活用した窓口負担ゼロでの通院が認められなくなってしまうリスクが高まります。

04. なぜ「整骨院」での手技アプローチが早期回復に必要なのか?

病院での定期的な診察や経過観察と並行し、整骨院で手技施術を受けることには明確な役割分担と大きな医学的メリットが存在します。

病院と整骨院の賢い役割分担(併院)

  • 病院(整形外科)医師による医学的診断・画像精査・投薬処方・診断書の発行
  • 整骨院(柔道整復師)人の手(触診)による微小不全の特定・深層筋への手技・リハビリ
  • 両者を組み合わせる「併院通院」こそが後遺不調を防ぐ最短ルート

1. 触診(手当て)によるミクロ不全の検出

柔道整復師の国家資格を持つ専門家は、直接患者様のお身体に手を触れる「徒手検査(触診)」を行います。

皮下の筋肉の硬さ(スパズム)、局所の熱感、関節の微妙な可動域制限をミリ単位の精度で調べ上げ、画像には捉えきれない「不調の真の発生源」を正確に突き止めます。

2. 深層筋(インナーマッスル)へのダイレクトアプローチ

表面的なマッサージや牽引機器のみでは、首や背骨の奥深くにある深層筋の強張りを緩めることは容易ではありません。

整骨院では、患者様のお身体に負担をかけないソフトな手技を用いて、固まった筋膜をやさしく解放(筋膜リリース)し、圧迫されていた血流通路と神経伝達を滑らかに整えます。

3. 骨格アライメントの補正による自律神経の調整

衝撃によって生じた微小な骨格(首・背骨・骨盤)の歪みを正しい配列(アライメント)へと整えることで、自律神経の過剰な緊張を落ち着かせ、人間が本来持っている「自然回復力」を最大限に引き出します。

05. 事故発生から整骨院で施術を受けるまでの「正しい5ステップ」

レントゲンで「異常なし」と言われた状況から、トラブルなく整骨院で窓口負担ゼロの専門施術を開始するための具体的な手順は以下の通りです。

通院・手続きの正しい5ステップ

  1. STEP1
    事故現場での警察届出どんな軽傷・無症状でも警察を呼び事故証明書の対象にする
  2. STEP2
    病院(整形外科)受診事故から数日以内に医師の診察を受け「診断書」を取得する
  3. STEP3
    人身扱いへの切り替え警察署へ診断書を提出し、人身事故として正式受理してもらう
  4. STEP4
    保険会社への通院連絡「整骨院でも手技ケアを受けたい」旨を担当者へ伝える
  5. STEP5
    整骨院での施術スタート窓口負担0円で専門手技とリハビリを本格開始する

【Step 1】必ず「警察」へ届出を行う

当事者同士で「大したケガもないから」と口約束で示談にしてはいけません。警察への届出がないと「交通事故証明書」が作成されず、自賠責保険を活用した通院ができなくなります。

【Step 2】まずは「整形外科(病院)」を受診する

痛みが軽微であっても、事故発生から3〜4日以内(遅くとも14日以内)に必ず整形外科を受診してください。医師に痛む部位(首、腰、背中など)をすべて伝え、客観的な「診断書」を発行してもらいます。

【Step 3】警察署へ診断書を出し「人身扱い」へ切り替える

取得した診断書を事故の管轄警察署へ持参し、物件事故から人身事故への切り替え手続きを行います。これにより自賠責保険の適用枠(傷害上限120万円)が正式に確定します。

【Step 4】相手方の保険会社へ通院希望を伝える

保険会社の担当者へ「整形外科で定期診察を受けながら、日々の身体のケアや手技リハビリのために〇〇整骨院にも通いたいです」と連絡を入れます。事前にお伝えいただくことで、保険会社から整骨院へ直接費用が支払われる手続き(一括対応)が整います。

【Step 5】整骨院で手技施術を開始する

保険会社からの連絡が届き次第、患者様ご自身の窓口負担は原則0円(費用負担なし)で専門的な手技施術を開始できます。

06. 自賠責保険を活用した「窓口費用ゼロ」と安心のサポート環境

交通事故の被害に直面された場合、相手方の自賠責保険が適用されれば、当院での専門手技やリハビリ指導にかかる患者様の窓口負担は原則0円です。

また、通院に要した公共交通機関代やガソリン代、休業に伴う減収補償(休業損害)、肉体的・精神的苦痛に対する補償(傷害慰謝料)も制度の規定に基づき適正に支払われます。

専門家(弁護士等)とのスムーズな連携窓口

当院では、柔道整復師としてお身体のケアを行うとともに、自賠責保険の一般的な仕組みや通院手順に関する基礎的な情報をご案内しております。

なお、相手方保険会社との具体的な賠償交渉や示談の交渉につきましては、整骨院が代理・受任を行うことはできません(弁護士法第72条遵守)。

過失割合が複雑なトラブルや、事故とケガの因果関係を巡って専門的な法律判断が必要となった場合には、当院が提携している交通事故専門の弁護士事務所をご紹介し、専門家に直接ご相談いただける環境をご用意しております。

07. まとめ:北九州市で「異常なしなのに痛い」とお悩みなら当院へ

交通事故の直後、レントゲン検査で「異常なし」と言われたからといって、お身体の内部で起きている痛いサインを無視したり、我慢したりする必要は一切ありません。

写真には写らなくとも、首や腰の深層筋肉や筋膜、関節には確実に過度な負荷や微細な損傷が刻み込まれています。

「湿布を貼っているけれど痛みが引かない」

「病院での治療に加えて、もっと丁寧な手技やリハビリを受けたい」

そのようなときこそ、柔道整復師の手技療法を頼ってください。

当院は、北九州にお住まいの皆さまが事故前の健やかで笑顔あふれる日常を取り戻せるよう、国家資格保持者が一丸となって最後まで責任を持って伴走いたします。

お身体の不調、病院との併院のご相談、通院手続きのご質問など、どのような小さなお悩みでも構いません。どうぞお気軽に当院の無料相談をご利用ください。お電話または公式LINEより、心よりお問い合わせをお待ちしております。

交通事故の施術について、お気軽にご相談ください

自賠責保険の適用で窓口負担は原則0円です。通院中の整形外科との併用、 転院のご相談も承っています。相談だけのご利用でも構いません。

このページの執筆・監修

末金 孝太の写真

執筆

末金 孝太

MNS株式会社 エリアリーダー

柔道整復師

業界歴11年。九州医療スポーツ専門学校卒。医療オリンピック 矯正王部門2022 九州3位。2022年からMNS株式会社の交通事故部門責任者を務めています。

プロフィールを見る

実際の通院記録

当グループへ通院された方の記録です。事故の状況・初診時の所見・施術内容・ 通院回数まで記載しています。

  • 施術イメージ
    追突事故

    追突事故によるめまい

    30代女性(事務職・デスクワーク従事)

    赤信号で停車中に追突され、ふわふわとした浮動性めまいと頭重感が続いた30代女性の症例です。頭部CTや平衡機能検査では異常なしと判定されました。

    施術期間
    約120日間
    通院回数
    42回
    施術内容と経過を見る
  • 施術イメージ
    追突事故

    衝突事故による背部痛

    30代男性(デスクワーク)

    信号待ち中に追突され、肩甲骨の内側から背中中央にかけて強い痛みが出た30代男性の症例です。深呼吸時の胸背部の圧迫感も伴っていました。

    施術期間
    約3ヶ月
    通院回数
    35回
    施術内容と経過を見る

CONTACT

交通事故の治療なら、
今すぐご相談ください

「病院で異常なしと言われた」「保険会社に打ち切りを言われた」「転院したい」—— どの段階からのご相談でも構いません。 事故直後の緊急のご相談は、24時間365日つながる専用ダイヤルへ。

相談だけで終わっても構いません。相談料は無料です。

24時間365日 交通事故専用:080-3372-8155/北九州市内 全7区・14院